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FIK ヨーロッパゾーン剣道審判講習会 2008

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2008年2月9日~10日、FIKヨーロッパゾーン剣道審判講習会が例年通りベルギー・ブリュッセルに於いて開催された。2月8日の午後には、地稽古の時間が90分間設けられ、105名が参加した。FIKからの派遣講師は下記の通り。

村上 済先生(剣道・範士八段)
甲斐清治先生(剣道・範士八段)
淺野 修先生(剣道・範士八段)

ヨーロッパ14か国より82名の講習生、模擬試合者を含め計120名以上が参加した。

開会式では、ヨーロッパ剣道連盟会長アランデュカルム氏、村上先生より挨拶がなされた。FIK講師を代表して、甲斐先生より、セミナーの達成目標、すなわち、有効打突を正しく見極める技術向上に真摯に取り組むこと、禁止事項や審判員の位置取りに迅速かつ適切に対処することについての説明がなされた。

2日目の午前中は、主に前日の講習内容を振り返りながら行われ、午後には審査会が執り行われ、96名が受審した。結果は下記の通り。なお初段~七段までの全体での合格率は17.7%。

段位 受審者 合格者
初段 4 4
二段 1 1
三段 5 3
四段 15 2
五段 10 0
六段 49 7
七段 12 0

総評としては、ほとんどの受審者が素直な剣道をしていて、構え、態度、打突は評価すべきものであった。受審者の方々が稽古に励み、より一層精進してくれる事を期待している。

 

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