2009年2月7日～8日、ヨーロッパゾーン剣道審判講習会が例年通り、ベルギー・ブリュッセルに於いて開催された。講習会が始まる前日の2月6日には、90分間の地稽古の時間が設けられ、約120名が参加した。

FIKからの派遣講師は下記の通り。

佐藤成明先生（剣道・範士八段）
村上　済先生（剣道・範士八段）
網代忠宏先生（剣道・範士八段）

また、今年はFIK執行部より下記2名が参加した。

福本修二先生（FIK副会長、剣道・範士八段）
黒瀨有申　氏（FIK事務総長補佐、剣道・教士七段）

昨年同様、日本政府からの補助金を受け、講師等の派遣がおこなわれた。

講習会は2月7日に開始され、ヨーロッパ各地より96名の講習生、模擬試合者を含め計120名以上の参加となった。

開会式では、ヨーロッパ剣道連盟会長のアラン・デュカルム氏による開会の挨拶、FIK副会長の福本先生よりセミナーの目的と重要なポイントに関する説明がなされた。

その後、佐藤先生と村上先生より、セミナーの達成目標と審判におけるポイント、すなわち、有効打突を正しく見極める技術向上に真摯に取り組むこと、禁止事項や審判員の位置取り迅速かつ適切に対処することについて説明がなされた。

2日目の午前中は、1日目の講習内容を振り返りながら行われた。午後には審査会が行われ、111名の申込があった。結果は下記の通り。

受審者の方々が稽古に励み、より一層精進してくれる事を期待している。